第2回フードテックジャパン出展レポート – 異常検知ソリューション「Impulse」
カテゴリ:セミナーレポート
2021年10月13日(水)〜2021年10月15日(金)に幕張メッセで開催された「第2回フードテックジャパン」に出展いたしました。
連日予想を上回る来場者数となり、ご来場頂いた方々には一人ひとりゆっくりお時間を頂いてお話できなかったこと、お詫び申し上げます。展示会初日はあいにくの雨模様でしたが、多くの方々にご来場頂きましてありがとうございます。
さて当日はフードテックジャパン展にちなんで、食品製造業様向けに工場や設備の異常検知や、食品製造/加工における外観検査等を機械学習を用いて分析する「Impulse」を展示させて頂きました。
展示内容
- セクション1. 振動による故障予兆検知
- セクション2. リアルタイム外観検査
- セクション3. 動画を使った作業解析
- セクション4. 要因分析・制御最適化
- セクション5. 音響による故障予兆検知
※セクション1.は伊東商会様との共同出展
※セクション5.は株式会社アニモ様、岡谷鋼機様との共同出展
今回の展示内容は、上記5つのセクションにてご紹介させて頂きました。
セクション1.振動による故障予兆検知
セクション1では、伊東商会様との共同で振動データを用いた故障予兆検知についてご紹介させて頂きました。
工場等で稼働する様々な設備に用いられる各種センサーデバイスから収集されたデジタルデータを、Impulseが分析をする様子を展示いたしました。(本展示では減速機とIoTゲートウェイを使ったデモンストレーション)
セクション2.リアルタイム外観検査
セクション2では、画像データを用いた外観検査です。
食品製造・加工の現場では、異物の付着や混入、パッケージなどの包装における外観検査をImpulseを使ってどのように解決したのかユースケースを用いてご紹介させて頂きました。
セクション3.動画を使った作業解析
セクション3では、監視カメラ等から得られた動画データより、設備の搬送状態や人の動きなどから異常を検知するユースケースをご紹介いたしました。
設備であれば、材料の搬送や異物の混入、詰まり、滞留などの検知にも活用できます。人の作業における作業解析では、梱包作業や食品加工作業等における作業の抜け漏れ、異常等を防ぐことに繋がります。
セクション4.要因分析・制御最適化
セクション4では異常検知とは少し異なり、異常発生の要因特定や、特定した要因をどのように制御を行っていくか、その最適化においてImpulseの活用事例をご紹介いたしました。
Impulseでは、工場や設備等から収集された様々なセンサーデータを用いて、異常に繋がる要因を大量のデータから分析し、さらにどのように制御していくのかといったことを分析することができます。
セクション5.音響による故障予兆検知
最後のセクションでは、株式会社アニモ様、岡谷鋼機株式会社様と共同で、音響データによる異常検知、故障予兆検知を実現するソリューションを展示いたしました。
設備等に取り付けたマイクから稼働音を収集し、Animo Cloudにて分析を行い特徴量を検出。さらにImpulseにて、機械学習によっていつもの稼働音とどのように異なるのか、異音等を検知し、予知保全や故障予兆検知に役立てられています。
最後に:当日の展示内容のご紹介動画をご視聴頂けます
今回ご都合等により来場頂けなかった方や、参加したけれど時間が無く別のセクションの話が聞けなかったという方に向けて、各セクションの簡単なご紹介動画を撮影いたしましたので、ぜひご覧頂ければ幸いです。
▼フードテックジャパン展示内容ご紹介動画はこちら(約6分)
https://info.brains-tech.co.jp/impulse_202110eventmovieform
この度は本展示会へのご来場、ご興味頂きましたこと感謝申し上げます。