自動化設備のリアルタイム監視

自動化された機械や設備(ロボットアーム、ベルトコンベア等)の動きをAIによってリアルタイムに監視することで、品質向上への貢献が可能です。

ユースケース

  • ロボット動作の監視

    自動化されたライン上でロボットと製品の動きを監視することで、品質のバラつきを低減させます。(動画は自動車の塗装工程におけるロボットアームからの塗料噴霧の監視)

  • 製品の向き・形状検査

    製品の向き・形状などから製品や梱包等の仕上がり具合いを検査し、不良発生のリスクを低減させます。(動画は製品の箱詰め工程における、段ボールの折れ・曲がり等の監視)

  • ベルトコンベアの点検

    ベルトコンベアの点検

    稼働前・稼働中のベルトコンベアの揺れ・破断などの点検を自動化することで、品質不具合の抑制や設備の停止を防ぎます。

利用イメージ

自動化設備のリアルタイム監視におけるAI利用イメージ

Impulseの主な機能・特徴

  • 判定の準備は3分で完了

    判定の準備は3分で完了

    1枚のデータから人の認識を再現する高度なAIが数クリックで利用可能です。

  • 変化する環境下でも高精度に判定できるモデル

    変化する環境下でも高精度に判定できるモデル

    人でしか認識できなかったような細かな認識もAIのモデルで再現できます。

  • 見た目・形状・動きを1台で

    見た目・形状・動きを1台で

    センサーでは捉えられない、見た目・形状・動きを、安価なカメラと照明だけで判定します。

  • 現場でも展開可能

    現場でも展開可能

    AIモデルの作成が容易なため、違う設備・製品にも展開しやすく、横展開のコストを低減できます。

よくある質問

  • Q. どのようなカメラを準備すれば良いですか?
    A. 検査対象の大きさや検査項目にもよりますが、200〜500 万画素のカラーカメラを用いるケースが多いです。弊社からの貸し出しや、現地での撮影検証による選定も支援しております。多くのIPカメラやUSBカメラに対応しておりますので、既にお持ちのカメラを活用したい場合はご相談ください。
  • Q. どこにカメラを設置すれば良いですか?
    A. 検査対象を上から俯瞰する位置に吊り下げるか横から見れる位置で設置する場合が多いです。検査項目によるところもあるので、実際に現場の写真など見せていただきながら進めていく形になります。
  • Q. 動画データは扱えますか?
    A. 扱えます。動画データの中から判定に必要なシーン・フレームを抽出します。またフレームレートは、10程度で十分な場合が多いです。
  • Q. 具体的にどのような設備監視・品質検査をできますか?
    A. ロボットアームが特定の部品を掴んだことを判定し、自動化で想定どおりの動作をしているかの監視や、コンベア上の製品の向き・形、搬送時のハーネス引っかかりなどを判定することができます。その他にも、設備・製品の、動き・向き・位置・ありなしなどを見る検査・監視に柔軟に対応することが可能です。