導入事例
データセンター設備の点検業務の自動化にImpulseを採用
「Trusted Global Innovator」として、世界的視野とスケールで、ITを使って社会を変革していく株式会社エヌ・ティ・ティ・データ。
設備管理担当者によるデータセンター内の点検業務の負荷軽減及び、点検品質の安定化を目的に異常検知ソリューション「Impulse」を採用。
業務DXロボット「ugo」に4Kカメラ・センサーを搭載し、データセンター内の巡回業務を代替。収集したセンサーデータ・撮影された画像から「いつもと違う」状態の検出を行い、点検業務の代替・点検品質の安定を図る。
現場担当者の巡回業務の代替により、点検業務全体の時間を約50%削減。また取得したデータ(センサー値・カメラ画像)から、数値の記録・異常状態の判定までを自動化できるかといった実現性の検証を行なっている。
外観検査工程における一連の作業をAIで分析・判定
1949年に設立以後、世界中の企業から信頼される自動車部品メーカーとして様々な製品やシステムを提供する株式会社デンソー。
自動車部品製造の最終外観検査工程における一連の標準作業を「Impulse作業分析アプリケーション」によって分析。作業のばらつきの低減や作業品質の向上を目的とした実証実験を開始。
製造プロセスにおける異常予兆検知プラットフォームにImpulseを採用
「価値づくりNo.1の製造機能会社」を目指し、サントリーの清涼飲料事業において製造部門の中核を担っているサントリープロダクツ。
PLCから収集可能な各種制御データの関係性に着目し、製造プロセスにおける傾向の変化を検証。
IoT化を進める新工場での導入・展開に向けて推進中。
Impulseを通じたAI/IoTノウハウの展開・推進
日清紡グループ中核会社のひとつとして、成形品、各種専用機、自動車用精密部品等の開発・製造・販売を行うなど、幅広い分野での"ものづくり"を支える日清紡メカトロニクス株式会社。
Impulseを通じたAI/IoTノウハウの展開によって、人材育成・ナレッジ構築・ツール開発等を推進。
引き続き、同企業およびグループ会社における、幅広い分野でのAI活用をサポートしていく。
組み立て工程における作業者の分析にImpulseを採用
ヤンマーの農業機械事業として、機能性を追求した製品や安定した農業経営をサポートしているヤンマーアグリ。
工場の組み立て工程における作業の標準化をする上で作業者の作業を簡単で精度良く分析できるツールとしてImpulseのフレームワークを利用。様々な工程に対応するための物体認識と作業認識を行い、タクトタイム分析を実現。
現在データ分析・分析環境の構築を完了し、汎用化に向けた取り組みを実施中。
建築施工におけるAI・IoT・ロボティクス技術を活用したシステムに「Impulse」を採用
1610年の創業以来伝承される「匠の心=棟梁精神」を礎に、時代を象徴する建築物を数多く手掛け、社会に貢献している竹中工務店。
建設産業への理解と実装の早さが決め手となり「Impulse」を選定。
建設現場のワークライフバランス向上を実現するため、タワークレーン、工事用エレベータなど建設機械の異常検知や建設施工ロボットの制御プラットフォームなどImpulseが提供する先端技術を活用したプロセス全体の劇的な生産性向上を推進中。
エッジを活用したシームレスな予知保全システムにImpulseを採用
「品質至上」の経営理念のもと、徹底した品質と先進性にこだわり、不動の世界ナンバーワンATメーカーとして世界の自動車メーカーから高い信頼を得る株式会社アイシン。
工場のラインに設置されたセンサーデータから、定常状態をサーバで分析・学習を行い、判断ロジック、及び、学習モデルをエッジ側へ配信する仕組みを開発。
これにより、予知保全に不可欠な即時性をエッジ側で担保し、加えて、高い拡張性と可用性を実現しながら、更なる改善を支援する柔軟な予知保全環境を実現。
製品特性の異常発生予知にImpulseを採用
おむつからジェット機まで、あらゆる産業に約1万3,500点の部材を提供し、グローバルに幅広い分野で数々の世界トップシェア製品を作り出している日東電工株式会社。
現状は検査工程で測定・管理している製品特性について、それが異常となることを事前に予知する手段を模索。
過去、特性異常が発生した際に、有識者の分析により発見されたプロセスの異常をImpulseがセンサーデータから検知。その高い検知精度から、異常予知の基盤としてImpulseを採用。
エッジ&クラウド予知保全システムのアルゴリズム開発にImpluseを利用
「電気の力で世の中を豊かにする」志で120年以上、社会・産業インフラに重要な「電気」に関わるものづくりを幅広く展開し、産業システム機器でもトップクラスのシェアを持つ明電舎。
工場内に設置されたボイラーの異常検知を行う診断アルゴリズムを明電舎で開発したセンシングシステムとImpulseを組み合わせて開発中。
通信にSORACOMを利用してAWSクラウドへデータをアップロードし、クラウド上で学習した明電舎オリジナルモデルをエッジ側へ配信。