Impulse on AWSは、センサーデータなどのリアルタイム処理、ビッグデータのバッチ処理、インタラクティブな分析を行うOLAP、分析に必要な機械学習エンジンを統一したプラットフォームで提供します。クラウドモデルでの提供なので、迅速に安価でスケーラブルな分析基盤を構築することができます。IoTデバイスやシステムから出力される大量データを、リアルタイムに深く分析したいとお考えのお客様にお勧めです。
<利用シーン>
・各種センサーから出力される大量のデータをリアルタイムで分析し、故障の予兆発見や、利用状況の変化を迅速に把握したい
・運用するシステムの異常(いつもと違う傾向)を検知し、障害の未然防止・早期対応を実現したい
・カメラデバイスによって収集したデータ(静止画・動画)をもとに、製品の不良判定や異物を検出したい
・カメラデバイスによって収集したデータ(動画)をもとに、組立作業における作業者のパフォーマンス分析や作業ポカヨケの仕組みを実現したい
AWS 「Manufacturing and Industrial Competency」は、エンドツーエンドの産業用製造ソフトウェアツールチェーンのためのソフトウェアソリューションと専門サービスをお客様に提供する中で、優れた専門知識を有していることを認めたもので、国内企業発のサービスでは「Impulse」が初めての認定となります。
「Impulse(インパルス)」は機械学習技術の実用化を目的に、2014年市場に先駆けてリリースされ、数多くのお客様の「現場で鍛え上げられた」異常検知ソリューションです。
企業活動にかかわる、複雑で膨大なセンサーや音声や画像、動画などのデータを収集・可視化する基本機能に加え、従来の閾値ベースの管理では発見できない障害や故障予兆の検知、不良品の検出、作業工程の確認・分析、要因の追究など、これまで対応困難であった業務課題に対し、機械学習を武器に新たなアプローチで現実解を導きます。
高度な分析技術を持ったデータサイエンティストだけでなく、より幅広いユーザーが利用できるプラットフォームを目指し、機械学習技術を容易に導入・運用するためのアーキテクチャや機能が備わっています。最大の特徴でもある、オートモデリング(特許第6315528号)は、複雑で膨大なデータの特性を自動的に分類し、標準アルゴリズムを用いたシミュレーションにより、最適な分析モデルを導き出すための機能です。
AWS環境にImpulseを導入されているお客様事例のご紹介