2022年1月20日
ブレインズテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役:濱中佐和子)は、 企業内検索エンジン「Neuron Eneteprise Search(以下、 Neuron ES)」のアーキテクチャを刷新し、 次世代インテリジェントサーチとしてリニューアルしたことをお知らせします。 新バージョンは2022年1月20日より提供開始いたします。
近年DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や、 リモートワークの普及により私たちの働く環境は大きく変わりました。 便利なICTツールが導入される一方、 ツール毎にデータが散在し欲しい情報を見つけづらくなったり、 画像・音声といったメディアファイルは活用できないままストレージを圧迫したり、 対面コミュニケーションが減ったことで新たな洞察を得られづらくなっています。
当社独自で行ったインターネット調査*1でも、 社内の情報共有に課題を感じている方が93%を占め、 テレワークの最も深刻な課題として「他者とのコミュニケーションから生まれる気付きが得られなくなった」を挙げる方が多いことが分かりました。
このような社会背景を受け、 「Neuron ES」はAIの本格活用と、 多様化するデータの保管場所への対応を急速に進めるため「次世代インテリジェントサーチ」として大幅にリニューアルしました。
■主なアップデート
第一弾として、 当社のみならず、 パートナー企業様やお客様が「Neuron ES」を自由に拡張できるよう、 プラグインアーキテクチャの採用とSDKの提供を開始しました。 本アップデートにより、 迅速かつ柔軟に業務アプリケーションに「Neuron ES」を取り込んだり、 クラウドベンダーが提供する音声認識や多言語翻訳といった高度なAIサービスと「Neuron ES」を連携させることができます。 これにより、 企業内に散在するデータを繋げ、 今まで検索できなかったデータを検索可能にし、 そこから利用者の皆様に新たな洞察をもたらすことを期待しています。
■想定ユースケース
・クラウドサービスやオープンソースから提供される、 自然言語解析、 翻訳、 音声解析サービスなどのAI機能の取込みによる、 インテリジェント検索の対応
・クラウドサービスやクラウドストレージなどの新しいデータソースや、 AI-OCRやCRMなどのアプリケーションとの連携によるタッチポイントの拡大
・画像・動画、 音声などリッチメディアやオープンソースを活用した多言語への対応
・業務目的に合わせたカスタマイズによる、 UI、 UXの向上
・自社製品への検索機能追加による付加価値創出
今後、 次世代インテリジェントサーチを追求すべく、 新しいデータソースとの連携やAI機能の強化を図って行く予定です。
*1 当社ホワイトペーパー「製造業におけるデジタル化の実態と今求められているもの」
(実施期間:2021年9月14日~2021年10月4日、 有効回答数211名)
ホワイペーパーダウンロード >> https://info.brains-tech.co.jp/doc/neuron_wp_mfg
■Neuron ESとは
「Neuron ES」は、 ファイルサーバやポータルサイトといったオンプレミスの文書に加え、 Microsoft SharePoint、 Boxといったクラウドサービスに格納されている文書を横断的に一括で検索できる、 企業内の検索エンジンです。 国内エンタープライズサーチ(企業内検索)市場において後発の製品でありながら、 ITトレンド*2のエンタープライズサーチ部門で2017年より5年連続でランキング1位を獲得しており、 多くの企業様から選ばれ続けています。
*2 1,000万人以上が利用する国内最大級のIT製品比較サイト
■新バージョンご紹介セミナー
新しくなった「Neuron ES」をデモや事例を交えながらご紹介します。
(開催日時:2022年1月27日(木)11:00~11:40)
お申し込みはこちら >> https://info.brains-tech.co.jp/neuronwebinar-introduction
■エンドースメント
SCSK株式会社は、 この度の「Neuron ES」の新バージョンリリースを心より歓迎いたします。 他ソリューションと連携強化により、 点在しているデータの検索がより一層容易となり、 お客様の業務効率化へ貢献できるものと確信しております。 弊社はNeuron ES販売代理店・Dropbox社のサービスパートナーおよび共創ITカンパニーとして、 今後もより一層ブレインズテクノロジー株式会社様との連携を強化し、 企業におけるDX化へ寄与して参ります。
SCSK株式会社 業務役員 ソリューション事業グループ 基盤サービス事業本部 本部長 高野 健
このたび、 ブレインズテクノロジー様が、 Neuron ES の新版を提供開始されることを歓迎致します。 エンタープライズサーチの重要性が日々高まっていくなか、 弊社ユーザー企業からもNeuron ESとの連携要望が多く上がっています。 今後も、 ブレインズテクノロジー社のような企業がDropboxと統合することでさらに使いやすいクラウド環境が実現できるよう、 APIへの投資を継続していきます。
Dropbox Japan株式会社 代表取締役社長 梅田 成二
Box Japanは、 この度の「Neuron ES」の機能拡張を心より歓迎いたします。 今回実装されたメタデータ検索は、 画像・動画、 音声などリッチメディアを含むあらゆるBoxコンテンツへのアクセスを容易にする機能拡張だと確信しています。 これにより、 企業のナレッジ活用はより一層促進され、 多様な働き方が行われる中で求められる情報共有や連携強化への強力なソリューションになるに違いありません。 今後もより一層両社の協業を促進し、 企業の大きなテーマでもあるコミュニケーションの最適化に貢献していきたいと思います。
株式会社Box Japan 代表取締役社長 古市 克典
この度ブレインズテクノロジー様のNeuron ESが大幅リニューアルされたことを心より歓迎いたします。 Neuron ESは、 Microsoft 365における主要サービスであるSharePoint OnlineやMicrosoft Teamsにある膨大なデータから、 求めるデータを素早く的確に見つけ出すことが可能な上、 今回のリニューアルにより、 マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」が提供するCognitive Serviceの一つ Computer Visionとも連携し、 OCRの機能によってPDFファイルや画像の本文からも高度な検索が可能となりました。
日本マイクロソフトは今後ともブレインズテクノロジー様と共に、 AIの社会実装およびデジタルトランスフォーメーションを推進してまいります。
日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部 エンタープライズパートナー営業統括本部 業務執行役員 統括本部長 野中 智史
丸紅情報システムズ(以下、 弊社)はブレインズテクノロジー株式会社の「Neuron Eneteprise Search」に、 今回大幅な機能リニューアルが行われる事を心より歓迎致します。
今後も弊社はブレインズテクノロジー株式会社との連携を密にし新しいバリューのご提供を通じて、 お客様のビジネスの生産性や利便性の向上に対して貢献をして参ります。
丸紅情報システムズ株式会社 エンタープライズソリューション事業本部 営業第一部 部長 田名網 哲也
◆ブレインズテクノロジー株式会社について
ブレインズテクノロジーは「企業活動の継続性と生産性の劇的な向上に貢献する」ことをミッションに、 「企業がデジタル変革を加速するためのAI」を実装するソフトウェアサービス(Impulse、 Neuron ES)を提供しています。 企業知の創造を支援する想いを込めて、 2012年3月に「Enterprise Intelligence(エンタープライズ・インテリジェンス)」を商標登録(第5472937号)しています。
名称 :ブレインズテクノロジー株式会社
代表者 :代表取締役 濱中佐和子
設立 :2008年8月8日
URL :https://www.brains-tech.co.jp
※Microsoft、 Azure、 Microsoft 365、 SharePointは、 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。そのほか記載されている会社名、 製品名は、 各社の登録商標または商標です。
【参考リンク】