機械学習で要因分析ができるImpulse Cloudをベータ版としてリリースします

2019年1月16日

2019年1月16日 ブレインズテクノロジー株式会社は、様々なデータを収集・構造化し、異常検知や要因分析等の高度なリアルタイム分析処理を実現するミドルウェア Impulseの新しい機能であるImpulse Cloudのベータ版を提供開始したことをお知らせいたします。

Impulseは、生産ライン、ネットワークインフラ及び社内ITなど多岐にわたる分野にて品質改善やサイレント障害の早期発見などの目的で、ご利用いただいております。Impulseを利用することで、機械学習に必要なデータ特性分析、データクレンジング、データ加工、分析を可能とし、その結果を業務に活かすための予測、検知アプリケーションの開発など企業がこれらのシステム導入にかかる多大なる労力とコストを軽減することができます。その中でも、特に、現在保有しているデータが実現したい課題解決に利用できるかを判断するための要因分析は必須の作業になります。

Impulse Cloudは、ブレインズテクノロジーがImpulseの提供で培ってきたノウハウを基に、データをアップロードするだけで自動で特徴量分析や要因分析を誰でも簡単に試すことができるImpulseファミリーの1つのサービスであり、SaaS型サービスとして提供いたします。

Impulse Cloudで取り扱うデータは、数値、文字列などの構造データを対象とし、将来的には、画像、動画、ノイズなども取り扱うことができるコンセプトになっております。 Impulse Cloudでは、Webマネジメントコンソール及びAPIを提供しており、ユーザ認証、データアップロード、分析、結果取得の機能を提供しております。 Impulse Cloudを先行してご利用頂いたお客様から次のようなお言葉を頂いております。 「Impulseの要因分析機能で示された、”異常検知された理由”が実際の運転知識と一致しており、導入の決め手になりました」

Impulse及びImpulse Cloudの導入において、有償トレーニング及び有償PoCのサービスも提供し、スムーズな導入をご支援するプログラムもご用意しております。

Impulse Cloudは、ベータ版の提供期間中、一定の条件内であれば、無料でお試しできます。アカウントをご登録いただき、Impulse Cloudの一部をご体験ください。
https://www.impulse-cloud.com/


【Impulse Cloud参考画面 – レポート】


◆Impulseについて
Impulseは、様々なデータを収集・構造化して集計・異常検知まで繋げるリアルタイムの予測分析プラットフォームで、膨大な量のログデータ、センサーデータ等に対して機械学習で自動的に状態を識別し、実効性の高いデータの予測分析・異常検知を実現しています。
従来の閾値ベースの管理の仕組みでは発見できない障害の検知や、不良品の検出など、これまで対応困難であった諸問題に対し、新たなアプローチで現実解を導いており、近年ではInterop Tokyo 「Best of Show Award」クラウドサービス部門の特別賞を受賞、Amazon Web Services, Inc.(本社:米国ワシントン州シアトル)の「AWS インダストリアルソフトウェアコンピテンシーパートナー」や、ガートナーの「Cool Vendors in Performance Analysis, AIOps Focus, 2018」に選定され、国内外にて評価されております。
また、Impulseで用いられている異常検知モデルの自動構築技術に関して特許を取得しております。(特許第6315528号)

<ブレインズテクノロジー株式会社について>
ブレインズテクノロジーはAI分野の技術を軸に、先端オープンテクノロジーを活用したITサービス(機械学習技術を活用した大規模データ分析基盤、検索エンジン)をエンタープライズ企業向けに提供しています。
企業知の創造を支援する想いを込めて、2012年3月に「Enterprise Intelligence(エンタープライズ・インテリジェンス)」を商標登録(第5472937号)しています。
名称  :ブレインズテクノロジー株式会社
代表者 :代表取締役 濱中佐和子
設立  :2008年8月8日
URL  :https://www.brains-tech.co.jp


【参考リンク】