当社では、「ロボットを自律的に移動させるには?」というテーマで研究を行っています。
移動ロボットにAR.Droneを、環境情報を取得する機器としてRaspberry Piを(Raspberry Piとカメラ、超音波センサ、磁方位を接続しています)、および自律移動プログラムを実行し、ロボットへ指示を出す制御端末を用いて検証を進めています。
なお、研究するにあたり、以下のコンセプトを設定しています。
Droneの自律飛行研究における具体的な検証項目は、以下の3つです。
人間の体の特徴を利用するバイオメトリクス認証の一種で、顔認識技術を用いて個人を認証するシステムのことをいいます。人の顔は髪型や表情、成長、老化、整形、病気、怪我によって変化するため、これらに影響を受けず認証できなければならないという難しさがあります。
顔認証のステップは大きく以下の3つからなります。
顔認証の精度は、上述のとおり顔を検出しその顔が誰であるか特定する処理ですから、基本的に
の2つの精度に大きく影響を受けます。
顔検出率はカメラの設置場所や光源の位置といった実際の使用環境に大きく左右され、検出条件とトレードオフの関係にあります。
また、顔認識率はモデル作成時のデータと認識時のデータの乖離が少ないほど高くなり、一人に対して様々な表情や向きのデータを用いてモデルを作成すると表情や向きの変化に強くなります。これらはこれは他人受入率と本人否定率のトレードオフ・モデルデータの量と処理時間のトレードオフの関係にあります。
顔認証はすでに実用化もされつつある技術ですが、多くのひとを認証するということにおいてはまだまだ難しさがあります。そのため、当社では以下の2点を主に研究しています。
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