お客様名 | 京都市役所 |
今回の取材に ご協力頂いた皆さま |
京都市総合企画局 デジタル化戦略推進室 主任 三田 直樹 様 京都市総合企画局 デジタル化戦略推進室 河邉 唯 様 |
導入製品 | Neuron Enterprise Search |
導入時期 | 2024年12月 |
庁内のファイルサーバは、職員が作成した様々なファイルを保管し、共有する重要な基盤です。特に過去事例などの資料を参照し、業務に活用するケースが多く見られます。
また職員向けポータルとして運用されているWebサーバでは、内部規定やシステムのメンテナンス等の情報を多数掲載しています。
欲しいファイルや情報を探す場合、ファイルサーバであれば、Windowsのエクスプローラ機能を利用するしか方法がなく、精度や速度面に問題がありました。また、職員向けポータル(Webサーバ)に関しては、検索機能自体が存在しないことが課題でした。
こうした状況に加え、庁内ではペーパレス化を推進しており、紙資料をスキャンしたデータがファイルサーバに保存されてるケースが増えています。この傾向によりファイルの急増が予想され、サーバ負荷の増大やパフォーマンスの低下が懸念されます。そこで、サーバ負荷の低減と情報収集の効率化を実現すべく、エンタープライズサーチの導入を検討するようになりました。
その後、いくつかのエンタープライズサーチ製品をピックアップし、次の3つの要件で比較・検討を行いました。
最も重視したのは、約9,000万以上のファイルが格納されているファイルサーバを高速検索できるかという点です。また、ペーパーレス化による今後のファイル増加への対応にも耐えうるシステムの導入が必要でした。
部署により取り扱うファイルが異なるため、MS Office文書だけでなく、DocuWorksやPDF、HTMLファイル等幅広いファイル形式に対応していることも条件の一つでした。
管理者にとって、検索ログ情報の分析結果等をGUIで確認ができるなど、手間がかからない運用が可能かどうかも確認しました。
これらの要件を満たし、一般競争入札によってコスト面でも優れていた製品、「Neuron ES」を最終的に選定しました。
「Neuron ES」導入後は、情報収集にかかる時間が圧倒的に早くなりました。利用者(職員)のアンケートを見ると「ファイルの検索時間が一回あたり10~15分も短縮できました」との回答が数多く寄せられています。
システム管理者である私たちも業務で実際に利用しますが、「Neuron ES」導入後は、欲しい情報に辿り着きやすくなったと感じます。
また、検索精度にも満足しています。ファイル名だけでなく、ファイルの中身の文言で検索できるため従来のエクスプローラ検索と比較すると、欲しい情報に辿り着けるケースが確実に増えました。
さらに、and検索も有効な機能です。例えば、以前であれば、“京都市”の文言だけでしか検索できませんでしたが、今では“京都市”“人口”など、2つ以上の文言での検索が可能となっています。
検索機能の強化により、情報収集にかかる時間が短縮され、浮いた時間を本来の業務に充てられるようになったことで、職員全体の生産性が向上しています。
取材時の様子
京都市役所 正門にて撮影
現在、ファイルサーバの検索機能については、一部の部署で試行実施しています。
試行実施している部署に対して行ったアンケートから情報収集の時間の削減等、導入効果が認められたため、今後は市役所全体で利用を進めていく予定です。