お客様名 | 株式会社たけびし様 |
今回の取材に ご協力頂いた皆さま |
経営推進室 情報システム部 岩崎 良弘 様 田村 剛士様 稲富 航平 様 |
導入製品 | Neuron Enterprise Search |
導入時期 | 2022年4月 |
検索システム導入の背景としては、全社的なペーパーレス化を推進するにあたり、社内で利用するファイルサーバ内の膨大な資料やデータから素早く目的のファイルを見つけ出すことへの課題が現れてきたことです。
実際に従業員からも「過去資料を参考にしたいがその所在が分からない」「業務において即座に確認したい場面で探したい情報がすぐに出てこない」といった声が挙げられていました。
欲しい情報を検索ですぐに探したいという課題は各部門共通するものの、具体的に探したい資料やデータ、目的はそれぞれ異なるものでした。
営業部門では、見積書や提案書などを作成する際に、過去資料を参考にするケースが多く、技術部門では、案件にまつわるシステムの仕様書や設計書といった資料を即座に探し出したいというニーズでした。
いずれも資料が見つからない場合は、周りの担当者に聞くか、自分でファイルサーバの中のフォルダを辿るなど膨大な時間を要していました。
経営推進室 情報システム部
岩崎良弘様
こうしたペーパーレス化を背景としたデータ活用にまつわる課題を解決するために、企業内検索システムの検討を開始しました。
検討の際にいくつか類似製品を比較をしましたが、1台のサーバで動作する容量が大きかったことと、必要十分な機能が揃っており、かつコスト面でもメリットを感じた「Neuron Eneterprise Search」を採用しました。
直感的に使える操作画面(UI)だったので、すぐに利用が進むと思えたのも好印象でした。
経営推進室 情報システム部
田村剛士様
従業員向けの社内ポータル画面に
Neuron ESへのリンクを設置
導入から約1年が経ちますが、利用対象となる従業員のおよそ半分が検索システムの利用を経験しており、中には頻繁に利用するヘビーユーザーも存在します。
何より今回の検索システムの導入によって、素早く目的の情報を探せるようになり、本来力を入れるべき業務により集中できる環境になったと感じています。
利用率を上げるための啓蒙活動として、従業員向けのポータルサイトに検索システムへのリンクを設置するなどの施策は行いましたが、そのほか特に大きな手間をかけなくても自然に利用は進んでいったように思います。
何より従業員から使い方が分からないなどといった問い合わせはほとんど無く、本当に手間がかかりません。
経営推進室 情報システム部
稲富航平様
目的の資料が素早く見つかることでの業務効率化や、本来業務への集中による生産性向上などへの貢献はもちろんですが、意外な好影響として従業員同士のナレッジシェアにも役立っていることが挙げられます。
他部門のサーバも横断して検索できる環境のため、メーカ・型式などのキーワードで検索し、全社の取り組み状況を検索システムを通じて得るなど、情報共有の範囲が広がっているのを感じます。
今回検索システムを導入したことで、過去に作成した提案書や企画書などを任意のキーワードで全文検索* できるようになりました。その結果、同じような資料を二度作るなどといった無駄な作業は減ったように思います。
*ファイル内のすべての文章を対象とする検索のこと
むしろ探していた情報以上の資料も見つけられ、提案や企画を行う際の情報が十分に拾えるようになり、以前よりも自己完結できるケースが増えたように思います。
今後はファイルサーバだけでなく、各種クラウドサービス内のデータや社内業務システムなども含めた全社システムにおける検索ツールとして展開していければと考えています。
取材時の様子:たけびし本社会議室にて